パスワード管理ツール「NordPass」を提供するパナマのセキュリティ企業であるNord Securityが調べた「2021年で最も使われたパスワードのランキング」によれば、世界50カ国での1位は「123456」で、日本での1位は「password」となったのだそうです。
2021年に最も使われたパスワード
世界のパスワード
- 123456
- 123456789
- 12345
- qwerty
- password
- 12345678
- 111111
- 1231233
- 1234567890
- 1234567
日本のパスワード
- password
- 123456
- 123456789
- 12345678
- 1paz2wsx
- member
- asdfghjk
- 12345
- password1
- 1234567890
日本での結果は「password」が最も多く、次に「123456」「123456789」「12345678」が続き、キーボード左のキーを縦に順番に打った「1qaz2wsx」が5位に入っていて、世界50カ国には入らず、日本でのみランクインしたものとして「sakura」が15位、「takahiro」が21位、「nekoneko」が35位などがあったのだとか。
Nord Securityは「トップ200のパスワードを盗み出すのにかかる時間はほとんどのものが1秒未満であり、最長でも3時間」と指摘しており、大文字や小文字、数字、記号などを組み合わせた12文字以上の複雑なパスワードの使用や、同じものを使いまわさないこと、90日ごとの定期的な更新などを推奨しています。
しかし、これ意外ですよね。
最近8文字以上の文字数であったり、大文字・小文字や記号を入れなければならないサービスが増えてきているにも関わらず、大文字入りのパスワードはランクインしないんですね。
まぁ、あったとしてもなかなか被りませんかね?