Meta AIが単体アプリで

Meta AIが単体アプリで

Meta AI

メタが単体のAIアプリ「Meta AI」を提供開始しました。

アップルのApp StoreとグーグルのGoogle Playストアからすでに利用可能になっている「Meta AI」アプリは、OpenAIのChatGPTと直接競合する製品に位置づけられ、チャットボット機能に加え、他のユーザーがどのようにAIアシスタントを活用しているか知るための「ディスカバー」フィードを備えています。

最新の大規模言語モデル「Llama 4」を搭載し、音声対話や画像生成が可能となっていて、より自然な会話調の応答を実現し、ユーザーが興味を持ちそうな話題を提供し、画像生成など他のMeta AI機能とも統合され、音声やテキストで対話しながら操作することも可能なのだとか。

Llama 4とは?

Llama 4は、ネイティブなマルチモーダルモデルとなり、MoE(mixture of experts)アーキテクチャを採用しており、トレーニングや推論の計算効率が高く、高い品質に繋がり、Llama 4では、100言語以上を含む200言語で事前トレーニングを行ない、Llama 3よりも10倍多い多言語トークンを使用し、オープンソースのファインチューニングに対応。

Llama 4は、「Scout」「Maverick」「Behemoth」という3つの主要モデルから構成されるファミリーとして設計されています。それぞれが異なる規模と特性を持ちながらも、共通の先進的な技術基盤を共有しています。

Llama 4モデルファミリー

今後、Meta AIの高度な機能を有料で提供するサブスクリプションモデルの導入が予定されていて、2025年第2四半期中に試験運用を開始するようで、CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、2025年末までにMeta AIのユーザー数を10億人以上に拡大するという目標を掲げています。

今回の単体アプリ化により、MetaはOpenAIの「ChatGPT」やGoogleの「Gemini」といった他社製AIアシスタントとの競争をさらに加速していきそうです。

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